ウィクロス、WSメインにまったりとTCG。 アニメよりもドラマ好き。実写化、てめーはダメだ。  コメント等お待ちしております!

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相棒×WIXOSS #1 ブラック・クレイヴ 

白窓の部屋。ホワイト・ガーデン。そこは夢幻少女の行き着く場所。

「クロは悪い子。みんなの嫌われ者。クロはずっと戦う運命。」

呟いていたのは白髪の少女。片割には眠りに就いた黒い少女が一人。

「るうのルリグになりたいの?そんな事、認めるわけないじゃない。悪い子の願い事なんて・・・。」

「あなたのセレクターは・・・ふふふ」


…気が付くとそこは何も無い、黒い世界だった。新しいセレクターの元に渡ったのだろうか。

「私は・・・最強のセレクターの・・・るうのルリグに・・・。」

すると微かに話し声が聞こえてきた。どうやら男性のようだ。2人・・・だろうか。
彼らは当然セレクターではないのだろう。セレクターに選ばれる人間は、例外なく少女と決められていたからである。

彼女は再び、眠りに就いた。




―警視庁 鑑識課―

メガネを掛けた、初老の男が小太りな、これまたメガネを掛けた男性に小さな紙切れを手渡す。

「米沢さん、この間はとても助かりましたよ。これはこの間のお礼。お受け取り下さい。」

米沢、と呼ばれた小太りの男が顔をしかめる。

「これはこれは杉下警部。・・・このチケットは・・・。」

「ええ、月亭方正師匠の落語の講演会です。僕はあいにく興味がありませんので、良ければと思いお渡ししました。」
表情を変えずに淡々と語る様はどこか、気難しい雰囲気を与える。残念な事に本人には全く自覚は無いようだ。

「は、はぁ、そうですか。いやぁ・・・実は私もあんまり興味が・・・。まぁ、頂ける物でしたら頂いて置きます。」

「ええ、是非そのようになさってください。・・・おや、この箱は何でしょう。」
杉下は黒いCDケースのような紙製の箱を指差し尋ねた。

「あぁ、これは私物でして。WIXOSSというカードゲームなのですが、ご存知ですか。」
真に残念な事に、この鑑識。私物を職場に持ち込んでいる様である。それも遊び道具を。

「職場に遊び道具を持ち込むとは・・・感心しませんね。僕も職場にチェス盤を持ち込んではいますが、あれはインテリアの一環です。決して、勤務中に嗜む為のものではありません。」

質問に答えることなく素行の悪さを指摘する杉下に対し、米沢はぐうの音も出ないようであった。

「…真に申し訳御座いません。ですが職業柄、自分の時間と言うものが余り有りませんで。先日も非番だったのですが、捜査協力を依頼されまして。おかげさまでこのように、勤務前のわずかな時間で購入した次第です。」

言い訳がましく聞こえるが、非番の彼に捜査協力を依頼した人物こそ、誰であろう杉下である。

「なるほど、そういうことでしたか。所でWIXOSSというゲームですが、今若い女性に人気のカードゲームの様ですねえ。僕はこういったゲームに余り興味はありませんが、話なら聞いたことがあります。」

「さすがですな。何でも知っていらっしゃる。時に、若い女性に人気たる所以はご存知ですか。」

「いいえ、僕も少し気になっていました。こういうゲームは主に男性に人気が出るはず。それなのに女性。しかも若い女性に人気。どこか、違和感を覚えますねえ。」

「まぁ、TCGは男のゲームだ。という事自体若干偏った見方であることは確かなのですが。若い女性に人気を博してる明確な理由があるんですな。」

「理由とは?」

「意思を持ったカードが存在し、それを手にしたプレイヤーはセレクターと呼ばれ、同じくセレクターとなった者同士で戦う。そしてセレクター同士の戦いで何度も勝利を得たセレクターは・・・」

「願いが叶う。と言われています。」
この手の噂に、若い女性は飛びつくのだろう。噂の信憑性などさして問題ではない。話題性を作ることが大切なのだ。願いが叶う、という文言は宣伝としていささか疑問が残るが、人気を博している辺り効果はかなりのものなのだろう。

「なるほど。・・・面白いですねえ。」

「ただの噂ですけどね。しかしながら現に、この噂のおかげか、人気を博しているのは事実です。どうでしょう。杉下警部も一つ、物は試しに始めて見ませんか。」
面白い、と評した杉下に対し、すかさずゲームを薦めて来る。余程同志が欲しいのだろうか。

「実は・・・。恥ずかしながら大会以外で対戦する機会が無いものですからなあ。」

「そうですねえ・・・。何かの縁です。一つ、頂いていきましょうか。」

「これはこれは・・・。是非とも。こちらはつい最近発売したブラック・クレイヴと呼ばれるスターターセットです。スターターセットの割りに完成度が高く、ビギナーにお勧めな一品となっております。」
パッケージには「ブラック・クレイヴ」の名と、どこか陰のある印象を持つ少女の絵が描かれている。

「おやおや。この少女。どこかで見覚えがあります。確か・・・読者モデルの浦添伊緒奈さんでしたか。」
とにかく何でも知っているのがこの男。杉下右京である。

「良くご存知ですな。そうなんです。これは彼女とのタイアップ商品で、カードに描かれたキャラクターも、彼女を模しているのです。」

「なるほど・・・。では早速開けてみるとしましょうか。」
淡々とした手つきでパッケージを開封していく。

「簡単にルールも説明いたしますので、この後少しお時間いただけますか。」

「いけませんねえ。勤務中ですよ。・・・ですが、お願い致します。少し、興味がありますからねえ。」

「おや、いいんですか?」
意外な返事に思わず米沢が聞き返す。

「良いのですよ。暇な部署ですからね。」

「特命係は。」
特命係は暇な部署。特別に命令が無く、頼まれればなんでもする窓際部署。陸の孤島。人材の墓場。
パッケージが開け終わり、中身を確認しようとしたそのとき・・・。



「こんにちは、セレクター。」






続きは未定。小説ともいえないタダの文ですね。相棒もWIXOSSも好きなので、いっそ完走したいところですが暇なときにボチボチと。
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[ 2015/08/03 23:28 ] 小説っぽいの | TB(0) | CM(0)
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